~AWSやGoogle(グーグル)、Microsoft(マイクロソフト)等、複数のクラウド基盤上のデータを、シームレスに収集、統合、分析する初のライブ データ マネージメント プラットフォームを実現~

 トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三橋 秀行、以下:トレジャーデータ)では、11月29日より、複数のクラウド基盤やウェブサービス上にあるデータを、シームレスに統合させて運用することが可能となる、初のデータ処理のためのワークフローマネージメントサービス「トレジャー ワークフロー」の提供を開始しました。

 「トレジャー ワークフロー」を活用することで、企業は、異なるベンダーが提供するクラウド基盤にあるデータや、組織内にある様々なビジネスアプリケーションやデータベースから、各種のデータを収集、統合、分析するプロセスを構築することが可能になります。具体的には、Google のBigQuery(ビッグクエリ)やG(ジー) Suite(スウィート)、Amazon(アマゾン)のクラウドデータウェアハウスソリューションAmazon Redshift(アマゾンレッドシフト)、MicrosoftのAzure(アジュール)等のクラウドサービス上にあるワークフローデータが、相互にアクセスし合うことができるようになります。複数ベンダーのクラウド基盤上のデータをつなぐことで、企業内の様々なデータがリアルタイムでシームレスに統合され、データの一早い分析が実現されます。

 トレジャーデータは、企業が扱う大量のデータを、リアルタイムに収集、統合するための仕組みである「ライブ データ マネージメント(LDM)プラットフォーム」を提供しています。既存の顧客の多くは、複数のクラウド基盤を利用してデータの管理を行なっています。複数のクラウド基盤を活用することによるメリットは多いものの、同時に、データの活用やビジネスワークフローの管理が、ますます複雑になるという課題があります。そこで、「トレジャー ワークフロー」は顧客のデータを簡単にワークフローを用いて管理する目的で開発されました。「トレジャー ワークフロー」により、従来は関連付けることができかなった、まったく違うデータソース間をつなげ、企業内のワークフローが統合されることで、システム開発者やデータ・サイエンティスト、データ運用者等、企業内の異なる職種の従業員間の隔たりを改善するという効果があります。

 なおトレジャーデータは、「トレジャー ワークフロー」を実現している、ワークフローエンジン「Digdag(ディグダグ)」の詳細を、開発者を対象にオープンソースとして公開する予定です。トレジャーデータは、オープンソフトウェアのテクノロジーの発展に、常に貢献していくことを基本方針としており、「Digdag」の公開もその一環として行われるものです。

(参考)
トレジャーデータとは・・・
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、企業が扱う大量のデータを、リアルタイムで収集、統合するための仕組みである「ライブ データ マネージメント(LDM)プラットフォーム」を提供しています。大容量の購買取引データやWeb閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ等、様々な非構造化データに対応しており、一定の月額課金で収集・保管・分析および他のマーケティングツールやサービスに連携しています。さらに、センサーデータやマシンデータ等、IoT分野におけるビッグデータへの対応も強化しています。日本では、2012年11月に国内の事業開発および技術開発の拠点としてトレジャーデータ株式会社を設立、また、2015年1月にソウル支社を開設、アジア太平洋市場における本格的な事業展開を開始しています。

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