~2013年中に50社の国内ユーザー獲得を目指す~

 米国トレジャーデータ社(本社:米国カリフォルニア州、CEO:芳川(よしかわ)裕(ひろ)誠(のぶ))は、このほど、同社が開発したクラウド型のビッグデータプラットフォーム「Treasure Data Platform(トレジャーデータ・プラットフォーム)」のグローバル市場および日本市場における事業戦略を発表、日本国内での本格的な事業展開を開始しました。

 米国トレジャーデータ社は、並列分散型処理のフレームワークであるHadoop(ハドゥ―プ)や、オープンソースソフトウェアの分野等で卓越した技術力を誇る3名の日本人により、2011年12月、米国カリフォルニア州に設立されました。同社が開発した「Treasure Data Platform」は、自社開発の技術とHadoopとを融合させた技術をベースとしており、ユーザー企業が抱える大容量のセンサーデータや購買取引データ、Web閲覧・アプリケーションログデータ等の時系列データをクラウド上に吸い上げ、データ処理・分析基盤を提供する“ワンストップアナリティクスプラットフォーム”です。「Treasure Data Platform」を短期間のうちに、かつ少ない初期投資で導入することで、ユーザー企業はプラットフォームの管理や運用等にかかる時間と投資を大幅に削減することができます。さらに、バッチ処理、データ集計の高速化を果たし、ユーザー企業はデータの分析だけに集中し、経営判断の高速化を実現できます。

 同社は、設立直後から、米国の投資家等の関心を集め、すでに多くの投資家から出資を受けています。また、「Treasure Data Platform」の有料サービスは、米国をはじめとする世界各国で約70社の企業にすでに導入されています。大規模なセンサーデータを扱う製造、流通・小売、広告・出版、インターネットサービス、金融等の各業界の企業を対象に「Treasure Data Platform」の提供を積極的に展開し、2013年中にグローバルで150社の企業に提供、2012年の5倍の売上達成を目指します。

 日本市場においては、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点としてトレジャーデータ株式会社を設立しました。日本国内で、すでに同社のサービスを利用している企業は約30社に上り、今後も日本市場は、グローバル市場の中でも最重要市場と位置付けて、事業を強力に展開していきます。また、今後の日本国内における「Treasure Data Platform」の販売は、トレジャーデータ社、およびトレジャーデータと販売代理店契約を締結している1stホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸)、サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫)を通じて行われます。日本国内では2013年中に、合計50社の企業に導入されることを目指しています。

(参考)
<トレジャーデータとは・・・>
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、自社開発技術とHadoopを融合させたビッグデータビジネスを展開しています。米国レッドハット社や三井ベンチャーズで経験を積んだ芳川裕誠と、国産検索エンジンベンダーの「プリファードインフラストラクチャー」の前CTOであり、日本のHadoopコミュニティの中心的なメンバーである太田一樹、そして、現在ウェブサービスを展開している世界中の企業が採用している分散インフラ技術「MessagePack(メッセージパック)」やログコレクター「fluentd(フルーエントディー)」を開発した古橋貞之の3名がシリコンバレーで起業したベンチャー企業です。

<本件に関するお問い合わせ先>

一般の方からの問い合わせ先

トレジャーデータ株式会社
マーケティングディレクター
堀内
E-mail:pr-jp@treasure-data.com
URL:https://www.treasuredata.co.jp

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